2019年3月10日日曜日

自分に生き、自分に死ぬ





     近所の美しい夜















「海音さんの一年後を綴って下さい。」

そうASAMIさんが仰られ、

「1年後か...」と心の中で呟いていた。



以前もこのブログに綴ったがパリにいた頃は
3ヶ月後、半年後、1年後、3年後、5年後、10年後のヴィジョンは
いつも描いていた。

日本に来てからは明日の事しか、考えなくなって数年経つ。




そんな自分が1年後を描くのなら
それはもう、嘘でもいいから
何でも綴りたくなる。

いいのです。それで。
脳は騙されるから。
その幸せというものに。






やはり私はパリに呼吸し
そして音楽家として真面目に生きて
自分の呼吸の選択。


海辺に多く訪れ
作品を創作したい。


多くの場所でコンサートを再開し
表現ある人生を謳歌し
音(恩)返しをしてゆく。


多くの方に
私の表現を聴いてもらうチャンスが欲しい。


大きなコンサートを増やして行き
地方公演、都内での開催も増やして行く。



可愛い小さな近い夢ですと
クリスチャンディオールの新作のミニトートバックに
娘と私の名前を刺繍してもらい一緒に使いたい^^





最終的には私は「音楽」である。

音楽家だから。



だから音楽のことを考えたり、感じたいりしている、音楽に生きる
清閑で精力的な一年後にしたい。



今はまだ雑念や、雑音が多すぎる。







ピアノを生徒さんに教えて家に帰り
少しヘトヘトだけど22時まで自分のピアノを弾き
22時以降は簡単な夕ご飯と赤ワインを一人で嗜む生き方が
パリでの生き方だった。
本当に充実していた。
そんな生活を愛していた。

そして、ライブを企画し
自分の表現の場を大切に持つこと。



1年後、.....1年後は
パリと東京で生き
愛していた生活の素晴らしい延長と
今の自分が出来うることの精一杯を提供できる「美の生活」のみ。




だって私は望むものが
本当は昔から決まっていて、変わることなく
むさぼってでも、這いつくばってでも
それを、つかんで来た人間だから。




盆栽もそうだけど、枯れたと見せかけて
そうでは、ない。




口ではいくらでも言えるかもしれないが
間違ってでも誰かのために表現はしない。

それに、人に尽くす人生はもう...しない。

自分に生きて、自分に死ぬ人生にしたい。





いつも、いつの日も。




だから、1年後は人間らしくより美しく輝く人間になり

今もよりも、後姿と横顔が美しい人間でいたい。

今までとは同じ選択をし続けないということだ。




自分の負の連鎖を断ち切る、と言うことだ。