2018年10月5日金曜日






天気予報もニュースも見たり聴いたりしないので
世の中の流れがわからない。



それよりも己の「心の流れ」をわかっている方が、よっぽど良い。



聖書にも「世の調子に合わせて生きることなかれ」とある。
(新約聖書   ローマ人への手紙12章1,2節)




そこは人それぞれの価値観なので違いはあれど


「人」に合わせて生きて来なかった積み重ねの結果が
今の私である。






叶姉妹も言っていたが

「あなたのことをKY(空気が読めない人)と言う人がいたら
 今すぐ、その人の前から立ち去りなさい(人に合わせる必要がない)」と。

それを読んで「うふふ」と嬉しくなった記憶がある。







「美」に例えたらどうであろう?


誰か有名な音楽家の言葉で


「美とは目の前にあるものではない。
 あなたの目の中(心の中)にあるものを言う」と。





今朝、無造作に育てている青い花が15個も咲いた。
娘と小雨の中、数を数えて小さく喜んだ。





チューリップのよふな真っ赤な傘に、使い古した麦わら帽子
スペインの夜闇色のような青いコートと、ハイヒール。


一見、ちぐはぐに見えるが
私は、それが好き。

バックに流れるのは小雨の音。


娘は小鬼みたいな風貌でいる。




二人で青い花を覗き込むものだから
青い花たちは困惑しただろう。








日常の中の砂の様な時間だが
私はこういう時間を覚えていたい。



優しくも、目に突き刺さる光景は
いづれ自分に孕み(はらみ)続け

やがて自分の広い「心の苑(庭園)」となる。



それは美しい唯一の命の血潮となり
巡り続けるのであろう。









☆ところでヴァレンチノのスタッズバレリーナ(フラット)を
手放そうと思う。意識が下がり猫背になるから。笑



読んで下さり、どうも有難うございます。



Le son de la Mer  海音




☆お写真 昔パリの古道具屋で購入した蝶の標本。割れても嬉しい。