2018年12月8日土曜日

女性







女性とは何だろう?

日本の女性とは?

昔は従順だった?今の時代も?

もしあなたが女性でしたら、どのような女性ですか?

またはどう言う女性でありたいでしょうか?




私はフランスに十数年住んでおりましたので
日本人女性と、フランス人女性の違いも
大変面白く、客観的に感じていた部分があります。



多分、どちらが良いとはないと思います。
天地がひっくり返る程、文化も教育も価値観も違いますから。

ただ、傾向的に
自分はどちらを好む生き方、であるかは
大きな違いが生まれて来ます。



私はフランスに行って、実際住んだので
そのお陰で物事をハッキリと言う性格になった訳でもありませんし
自己主張が強くなった訳でもありません。

もともと、です。


ですから小さい頃から
生き難さ(生きにくさ)を心底感じて生きていました。


自分の良いところ(悪いところ)も人に言ったりすると
「何、あの子は自分のことをよく言っちゃって。普通自分でいうか?」
とか 笑


多分、かなりKY(空気読めない)人間だったと思います。
でも私は私だから誇らしげに居たかったですし。


自分のことをお馬鹿だとフランスで言うものならば
「あの人、本当に馬鹿なんだ」と思われます。



どちらが良いのかは知りませんが
私は元々、「自分」が「強い」人間でしたから
フランスに住み、何と心が晴れて、住みやすい国なんだと感嘆しました。






先日、美輪明宏さんのyoutubeを拝見して居ましたら
非常に面白いことを仰っておりました。





(日本)男性は元々、弱い人間なので
「強い」女性が現れると「攻撃的になる」と。

だから自分より少し劣っている、柔らかい女性が好きだ。

あゝ!なるほど!と笑ってしまいました。



思い当たることが日本に来てから幾つかありましたから。

お酒の場でも、日常の場所でも
私は自分の意見を言うと「攻撃的」に
歯向かって意見を述べる男性が多く...身を引こうとしないのですよね。


最終的には言い合いになったりして。笑
でも馬鹿らしいので自分から身を引くか、周りが止めに入ります。


傾向的に「同年代」で経営者や店長や社長の男性が殆ど。


ここで勘違いして欲しくないのは
私が喧嘩っ早い、ヒステリーな女では無いと言う事。



と、言いますのは
パリにいた頃は
誰一人と私に攻撃的になった殿方はおりません。

意見を言い合いになる前に(言い合い、言い争い)
「討論」の術を知っており「尊敬、受け入れ」をしながら
粋に楽しく過ごした思い出しかないからです。



日本を離れたのは22歳の頃です。
まだ精神的にも未熟で独身で、何も分かっているようで分かっていない。

それから十数年、パリで暮らし
現在は「ある意味、大人」になって日本に帰って来て5年。



十数年、パリで暮らしてフランス人男性との争いはゼロでした。
(無論、恋人との諍いはあります)

しかし日本に来てから3,4年のうちで...今も含めまして
何故か日本男性に攻撃的に意見を言われたりするのが
もう既に数回あります。




これはどう言う事でしょうか?



多分、厭、確かに私は日本生まれで日本人
日本文化もこよなく愛しておりますが

書も書きますが、日本女性特有のものが無いのでしょうね。


「私」は「私」と言う人間を貫いているだけで
その「フランス」と言う国が拍車をかけて
自分の個性や美しさを磨いて、大切に育ててくれたのだと思います。












客観的にフランス人女性は私から見て

*自分の良さ、チャームポイントを良く知っている。
*自分が好きだと言う人が多い。
*自分の意見をハッキリ言える
*喜怒哀楽が感情的
*女性を楽しんでいる
*専業主婦がいない


....書ききれないのですが
私は全て当てはまっていたと思います。



では日本人女性はどうでしょうか?


言うまでもなく、傾向的に上記の反対が多いのではないでしょうか?


幸福的にも今の自分の周りには、こう言う日本人女性は
多分いません。




日本人男性は「幼さ」を好む傾向があるのかと感じます。

そしていつまでも「可愛い」を求める傾向が女性は強いのかと。



そして
女性と子供を尊重をすることをお願いしたい。
コンビニエンスストアの男性向けのエロ本は並べるべきではありません。



そして電車の中で女性は足を広げて
お化粧をする姿は美しいとは言えません。

見苦しいの一言です。


内股歩きでバタバタと歩くのもそうです。




しかし美しい女性も沢山いることも知っています。

そう言う方は見解が広く、視野が広く、全てを認知し
生きる所作を心得ている方だと思います。


憧れます。




私は「自分が強い」人間です。




この国で、生きにくいのは昔から変わっていません。



自分の美しさを死守し(外見だけの事ではなく)
人や、動物や、植物への優しさを忘れず
歩みたいものです。



何だかんだ、言っても、まだ発展途上の人間ですから。





いつも読んで下さり、ありがとうございます。






Amitié







Le son de la Mer
海音